大人になったら、なすび美味しく感じるあれなに?
どうも!!
なすびって好きですか?
あの、
子どもに不人気ランキングでピーマンと争うなすび!!
なのに、ある一定の年齢に人が達すると、
えっ!?っていうぐらい美味しく感じる瞬間が、
やってくる代表の食べ物でもある。
なすびサイドからしたら、
物凄い掌返しを食らってる感じでしょうね~。
「えっ!!子どもの頃あんなに邪険に扱ってたのに?」みたいな感じですかね。
今でいうところの、
テレビの時に江頭さんは嫌いやけど、
YOUTUBEのエガちゃんは好きみたいな状態。
そういえば、
自分が保育士で5歳児担任をしてた時にも同じようなことありましたね。
とにかく、種類がなんであろうが全てのキノコが嫌いな子。
キノコなんて食べるものか!!という強い意志をヒシヒシと感じる子。
でもね~。
正直、自分も好き嫌いがたくさんあるので、
子どもに食べなさい!!って言えないんですよね。
そもそも、嫌々食べてもおいしくないでしょ?
だから、その子には
「食べなくていいよ」
「その代わりキノコは自分で除いて、食べられるものは食べてね」
それだけは伝えていました。
その日から、彼のキノコ除き生活が始まりました!!
親の仇を探し出すかのような執念で、次々にキノコを除いていく彼。
そして、毎日のように繰り返される
「キノコ入ってた~」
「こんなちっさいのも見つけたで」
という、決して褒められることのない謎の報告!!
本人は楽しそう、
でもこちらサイドとしましては、
「やってしまった!!」
「伝え方間違えたんちゃか~~」
という葛藤の毎日です。
とはいえ、今さら「食べなさい!!」
って言うても、
「話がちがいますやん。」
ってなるよね~。みたいな葛藤を繰り返してました。
そんなモヤモヤを持ちながら、時は過ぎ、卒園前。
ある事件が起きます!!
キノコ嫌いの彼が、言い放った言葉に部屋が氷つくことに。
彼:「もうすぐ小学校やし、キノコ食べるわ」
自分:「食べなくていい!!」
彼:「今日は食べてみる。」
えっ!!
えっ!!
えっ!!
なぜこのタイミング?
ちょっと、寂しくなるやん!!
私を含む3人の担任が、彼の頼もしくなった姿が逆に寂しくなり、
「最後まで食べないで!!」
っていう、謎の声掛けをし始める始末。
その後、宣言通り彼はキノコを食べて小学校へ旅立っていきました。
今回はたまたま成功しただけで、みんな同じようになるとは思いません。
だけど、きっと自分で
「食べてみよう!!」
「頑張ってみよう!!」
こんな風に思えるタイミングはバラバラだとしても、きっと来るから、
それまでの間に、
苦手なことを、嫌いにしてしまわない様に受容する必要があると思います。
ここで無理やりキノコを食べさせることはできても、
きっと生涯にわたって嫌な思い出が残るってしまい、
「食べてみよう!!」とはならないはずです。
だからこそ、「今は苦手なんやね」という心持で見守ることが大事かな?
いつか来る、子どもなりのタイミングのために。
最後に
マネビーでは、あそびを中心として、これから生きていくうえで必要な力を養う療育を行います。
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