怖いけど、大好き。

どうも。大迫です。

5歳児のクラスを担任してた、12月のある日。

やたらと朝からクラスの女子たちがザワザワしていて、コソコソと、別の担任と一緒に何かをしている様子。

何してるのか覗こうとしても、全く見せてもらえず。

むしろ、「あっち行って」と言われる始末。

当時、まだ子どももいなかった僕は、「世のお父さんはこうやって娘から冷たい仕打ちを受けるのか、、、。」と悲しみに暮れていました。

そして、そのまま時間は過ぎていき、気づけばその日の終わりの会の時間。

結局、僕は何をしているのかを教えてもらえないままに会を始めました。

その中で、「今日は何をしたの?」と子どもたちと話を進めると、急にさっきまで素っ気なかった女子たちがモジモジし始めます。

コソコソしてると思ったら、次はモジモジ。今日はなんか変だ!!

そう思った次の瞬間に、お誕生日おめでとうと言って、渡されたのが。

これ!!

泣ける!!

こんなん卑怯ですよ。

泣くしかないでしょうに。

だって、だって、素っ気なくされてて、しゅん。ってしてるところにこれですよ!!

もう一回言いますよ。

泣ける!!

しかも、書いてある内容が「おおさこ先生こわいけど、だいすき」ですよ。

何度、だって言いますよ。

こわいけど、だいすき。

こわいけど、だいすき。

こわいけど、だいすき。

こわいけど、だいすき。

こわいけど、だいすき。

こわいけど、だいすき。

重要なことは、

ただただ、大好きじゃなくて「こわいけど」っていう部分なんですよ。

僕は、子どもたちにとって都合の悪いことも言います。

本気で怒ります。

だって、今が良くても将来、困ることならその時は受け入れられなくても、怖いと感じても。伝えるのが役目だと思っていたから。

それがこんな形で伝わっていたなんて、本当に嬉しかったです。

僕は、決して子どもに好かれようとは思いません。

子どもにとってはめんどくさくて、都合は悪いけど、大事なことを伝える大人でありたいんです。

そんな思いが形になった瞬間でした。

手紙を子どもから朗読されて、泣くor照れる僕を見て、子どもたちはチャンスと思ったのか、

保護者が迎えに来るたびに、

保護者の目の前で僕に手紙を読んで、照れる僕を見て楽しむという少々悪趣味ないじりを繰り返しておられました。

今日はいい!!

すべてを許そう!!

その代わり、、、、、、、。

お・わ・り

最後に

マネビーでは、あそびを中心として、これから生きていく上で必要な力を養う療育を行います。

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