うさぎとかめと子どもの見方
何で急に「うさぎとかめ」って思った人もいるでしょう!?
私が子どもの頃から、親にコツコツ努力して頑張ることの大切さを伝えられる時によく言われましたからです。
いや、いや、それでも【うさぎとかめ】は子どもには関係ないよ~。
そう思った人は最後まで読んでくださいね~。
知らない方のために、あらすじをザックリとお伝えさせてください。(※知ってる人は飛ばしてください。)
【うさぎとかめ】
かめとうさぎが山の頂上を目指して、競争をすることになりました。
かめはゆっくりしか歩けません、
ところが、ウサギはぴょんぴょんと持ち前のスピードであっという間に、かめを追い越してしまいます。
それでもかめは懸命にゆっくり、ゆっくり進んでいきます。
余裕を感じたうさぎは、ゴール付近でかめが来るのを寝て待つことにしました。
そして、
寝ているうさぎを追い越して、かめが先にゴールしました。
うさぎはかめがゴールした後に目が覚めて、負けてしまいました。
というお話です。
このお話、どう感じましたか?(これ重要!!)
かめってホントに足遅いの?
大前提として、
遅くても、サボるかめはいるし、早くても、サボらないうさぎもいる。
足が速いかめもいるかもしれないし、足が遅いうさぎもいるかもしれない。
そもそも、寝ているうさぎも悪いけど、見ていながら起こさず自分だけゴールしたかめもかめ。
いや、もしかして、
かめはうさぎの事なんて気にする余裕もなかったのかもしれない。
これが、泳ぐ対決なら逆のことが起こっていたかも、、、。
なんて、考え出すときりがないんです。
子どもの見方も一緒。
「うさぎとかめ」という物語だけでも、色々な見方をすることができます。
見方が変われば、結果も変わってしまいます。
うさぎを起こさなかったかめに問題がある、みたいな人からすれば、
かめは倫理的にはどうなの?みたいな話になるし、
サボらないうさぎが相手だったら、かめはぶっちぎりで負けてしまいます。
一つの物語でも、見方を変えれば別の結論がでる。
子どもも同じ。
一つの見方をすれば、問題行動かもしれません。
でも、もう一方の見方をすれば本人が困っている行動かもしれない。
助けてほしくてしていることを、
大人が問題行動だという見方をして関わると、更に自体は悪化する。
逆に楽しんでいると大人が思っていても、
本人はすごく不快感を感じていたり、嫌だから興奮しているのかもしれない。
子どもの行動・言動一つとっても、色々な見方をして考えることってすごく大切なことだと思います。
決めつけてしまうと、それ以上の見方ができません。
結論!!!!
決めつけたらあきません!!
最後に
マネビーでは、あそびを中心として、これから生きていくうえで必要な力を養う療育を行います。
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