小5まで自転車が乗れなかった話
何を隠そう、私は小学校5年生なるまで自転車が乗れませんでした、、、。
正確にいうと、
練習が怖いし、倒れたら痛いし、
言い訳をして練習を怠っていたから乗れなかったんです。
周りの子は自転車であそびに行くのが当たり前なので、
当然、当時の私はみんなが自転車で遠出するとなると、走るしかないような状態でした。
自転車の練習を始めるきっかけ
いつまでも自転車の練習をしない私を見かねて、
同じアパートに住んでいた友達が、自転車の練習に付き合ってくれました。
練習を始めた当初は、思いっきり倒れるし、痛いし、怖い。
そして、なによりも公園で練習していると、周りは明らかに低学年か5歳児ぐらい。
小学校5年生にもなって練習してるのが恥ずかしくって。
もぉ~嫌!一生乗れなくてもいい!!
ってぐらい、練習が嫌で嫌で仕方なかったです。
やってみないと分からない。
そんなことを言いながらも練習をしていると、
案外あっさりと乗れるようになるもので、2.3日で自転車に乗れるようになりました。
やる前は、怖いし、倒れたら痛いしとかマイナスなことしか思い浮かばない。
そら、そうです。経験がないことだから怖くて当然、正常です。
それでも、実際に乗って、
倒れるから倒れない方法を考えて身につける。
当時の私は倒れたら痛いから、一生懸命考えたんです。
失敗してみないと、何が失敗だったかも、改善する方法も見つからない。
発達に支援がいる子どもも一緒です。
親御さんも、支援員も優しすぎるが故に、
はじめる前から、
これはこの子には難しい、できないかもしれないと判断してしまったり、
困らない様に先回りして、失敗しないようにと守ってあげたくなる。
でも、それは結果的にその子自身が、どうすればできるようになるのか、
どうすれば対処できるのかという、貴重な学びの機会を失わせることに繋がってしまいます。
それに案外思い切ってやってみたら、できた!!みたいなことは沢山あります。
命に関わったり、取り返しのつかない精神的な失敗を除いて、
何でもやってみて、失敗して、対処法を学ぶ方がよほど、生きやすくなります。
出来るだけ早いうちに失敗を!!
小学校5年生の時に、自転車の練習をするのが恥ずかしかったように、
誰にでも、PRIDE(プライド)があります。
挑戦することすら恥ずかしい、、、、。と思う前に、
できるだけ早く、たくさんの失敗をして、改善する経験をすることが大切です。
失敗してくれたから、上手くいく方法が見つけられた。
こんな風に思えると、今よりも少し寛容に子どもの失敗を見守れるかもしれません。
最後に
マネビーでは、あそびを中心として、これから生きていくうえで必要な力を養う療育を行います。
マネビ―では、一緒に働いていただける仲間を募集中!!
児童発達支援管理責任者 1名
保育士または児童指導員 1名
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