普通ってなに。
いきなりですが、
猿の惑星って見たことありますか?
猿の惑星に行った人たちって、猿から見たら話す言葉も、行動も理解できないから普通じゃない。
逆に、猿の惑星の猿が人間社会にいたら、同じように話す言葉も、行動も理解できないから普通じゃない。
今日は、そんな感じのお話です。
いきなりですが、私の話をします。
私は、人と同じようにできないことがたくさんあります。
じっとしていることが苦手で、じっとしていないといけない場面はソワソワする。
周りの人以上に記憶力は低いし、
無意識のうちに色々な場所に物を置くから、
モノが頻繁になくなって、度々探し物をしています。
自分の思っていること、考えていることは良いことも悪いことも我慢しておくことが苦手。
自分の興味のある話(保育・療育など)を始めると、永遠に話し続ける。
興味が出ると、やってみたり、行きたくなる。という特徴を持っています。
普通になりたかった時代
そんな特徴を持っているものだから、上手に作用して上手くいく時もあれば、全く上手くいかない時もある。
上手くいかないことがあると、
また、忘れ物をしてしまった。
なくしものをしてしまったと、凹むことがしばしばあります。
そんな時って、周りが凄く上手に生きていると感じてしまい「普通」になりたい。
そんな風に感じていました。
普通の人みたいに、物忘れもなく、人づきあいも上手で、物を無くすこともない。
そんな人になりたい。って本気で思っていました。
そんなことを考えながら過ごしていた時に、
たまたま、プロフェッショナル仕事の流儀という番組で精神科医の本田秀夫さんの回を見ました。
その中で、本田さんが「普通ってなに?」という話されたのを聞いて、今までの悩みがストン!!と消えました。
普通ってなに?
本田さんは話の中で、
世の中の普通は単に割合の話であって、
多動という特徴を持っている人の方が多い世界の中では、多動じゃない人の方が普通じゃない。
単に、少数派が普通じゃないと言われているだけ。
割合が変われば、今までの普通は普通じゃなくなります。
だから、何が普通かなんて誰にも分からない。という話でした。
この話を聴いた時に自分の中に芽生えたのが、
自分が人と違うことがあるからって、自分が普通か、普通じゃないかなんて考えるだけ無駄、、、。っていう感情でした。
それよりも、自分には何ができて、何ができないのか、
何が得意で、何が不得意なのか、
また、不得意なこと、できないことはどうやって対処するのか。ということを考える方がよほど生きやすい。
早めに自分を知ることの大切さ
私は、恥ずかしい話が最近になって、この結論に至りました。
正直な話、、。もっと早く、自分のことを知る機会と出会って、考えられていたらと感じます。
子どものうちから、自分のことを知る機会があって、対処する方法を知っていれば、
もう少し悩みは減っていたかもしれません。
だからこそ、自分が関わるこどもたちには、少しずつでも自分を知るという機会を提供していきたいと思います。
できることは思い切り伸ばして、
できない、苦手なことはどうやって対処するのか一緒に考える。
そんな場に児童発達支援・放課後等デイサービス「マネビー」がなれたらと思います。
最後に
マネビーでは、あそびを中心として、これから生きていくうえで必要な力を養う療育を行います。
マネビ―では、一緒に働いていただける仲間を募集中!!
児童発達支援管理責任者 1名
保育士または児童指導員 1名
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